(VOVWORLD) - ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、持続的な和平には対話の継続が不可欠で、紛争の根本原因に正面から向き合うことが鍵だと強調しました。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は9月29日、露米双方は国連総会の場外で行われたロシアのセルゲイ・ラブロフ外相とアメリカのマルコ・ルビオ国務長官の会談を含む首脳・外相レベルの最近の接触を通じて、ウクライナ情勢の平和的解決に向けた共通のコミットメントが明確になったと表明しました。
ザハロワ氏はまた、持続的な和平には対話の継続が不可欠で、紛争の根本原因に正面から向き合うことが鍵だと強調しました。
アメリカ側では、ドナルド・トランプ大統領が9月24日、バージニア州での軍幹部向け演説で、ロシア大統領とウクライナ指導部の直接会談を改めて呼びかけ、ウクライナ危機は近い将来に解決可能だとの見方を示しました。
一方、ロシア大統領府(クレムリン)のドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシアは対話に応じる用意があるとの立場を重ねて表明しました。ウクライナ側が交渉入りを遅らせるのは、西側支援国に対し紛争の長期化が可能だと示す狙いがあるのではないかと指摘し、交渉を拒む日々、ウクライナの立場は一層厳しくなると述べました。