ベトナム共産党大会 新たな成長モデルを提示

(VOVWORLD) - この大会で注目されるのは、デジタル経済、グリーン経済、循環型経済、シェアリング経済といった概念が、党の公式文書に初めて包括的に盛り込まれたことです。
ベトナム共産党大会 新たな成長モデルを提示 - ảnh 1ベトナム共産党の第14回全国代表大会

ベトナム共産党の第14回全国代表大会が今月20日に開幕し、トー・ラム書記長が政治報告を行いました。

この大会で注目されるのは、デジタル経済、グリーン経済、循環型経済、シェアリング経済といった概念が、党の公式文書に初めて包括的に盛り込まれたことです。

ベトナムは5年前の第13回大会で、すでにこれらの経済モデルが世界の潮流になっていると認識していました。そして今回、具体的な成長戦略として明確に打ち出したのです。

トー・ラム書記長は大会で、次のように述べました。

(テープ)

ベトナム共産党大会 新たな成長モデルを提示 - ảnh 2トー・ラム書記長

「新たな成長モデルを確立します。それは知識経済、デジタル経済、グリーン経済、循環型経済です。グリーン転換とエネルギー転換は、エネルギーと環境の安全保障、そして競争力の向上と結びつけながら、断固として進めていきます。循環型経済を発展させ、資源を効率的に使います。企業の技術革新を促し、世界の貿易や投資の新しい基準に、主体的に適応していきます」

ベトナムの政策立案者たちは、これを単なる用語の追加ではないと強調しています。市場経済に関する理論的思考の新たな発展であり、グローバルな転換の潮流に合致した戦略だというのです。

貿易大学のダオ・ゴック・ティエン副学長は、次のように分析します。

(テープ)

「これは思考面における飛躍です。グリーン経済や循環型経済について積極的に言及するようになったことは、認識の大きな変化を示しています。こうした新たなトレンドの先駆者となれば、競争優位性を得られます。ベトナムの経済と企業は、世界経済の不確実性を乗り越えるための、より強固な基盤を持つことができるでしょう」

国会財政経済委員会のホアン・スアン・クオン委員も、同様の見解を示しています。

(テープ)

「グリーン経済と循環型経済は、世界全体の必然的な流れです。党は第13回大会から、すでにこの潮流を認識していました。時代の方向性を早期に見出すことで、近道を進み、先進国に追いつくことができるのです」

ホーチミン国家政治学院のグエン・スアン・タン院長は、次のように強調します。

(テープ)

「ベトナムは、デジタル転換、グリーン転換、エネルギー転換など、世界の大きな変化に適応しなければなりません。そこから国の潜在力と強みを発揮し、経済の生産性、質、効率性、付加価値を向上させる必要があるのです」

この方針は、すでに地方政府や企業の間で具体的な動きとなって現れています。

ベトナム共産党大会 新たな成長モデルを提示 - ảnh 3ソンラ省党委員会のホアン・ヴァン・ギエム委員長

北西部のソンラ省党委員会のホアン・ヴァン・ギエム委員長が、大会の討論セッションで次のように報告しました。

(テープ)

「ソンラ省は、科学技術を応用して国際基準を満たす高品質な農産物の生産を目指しています。農業における循環型経済を発展させ、クリーン農業、有機農業、ハイテク農業を推進します。また、副産物や廃棄物の再利用と高度加工も進めています。さらに、太陽光発電、水力発電、風力発電、バイオマス発電といった再生可能エネルギーの開発にも力を入れています」

今回の党大会文書に、デジタル経済、グリーン経済、循環型経済のモデルが盛り込まれたことは、ベトナム共産党の成長戦略における大きな転換点と言えます。

これらが具体的な政策として実行されれば、ベトナムは国際競争力を高め、持続可能な成長の原動力を得ることができるでしょう。また、世界経済の変動に効果的に対応する力も身につけることができます。

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