アメリカ政府は4月15日、イランとの和平合意の可能性について楽観的な見方を示しました。ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は記者団に対し、米イラン間の新たな交渉ラウンドに向けた協議が進められており、開催地としてパキスタンの首都イスラマバードが有力視されていると明らかにしました。

パキスタンは仲介努力を強化しており、4月11日にイスラマバードで行われた第1回協議が成果なく終了した後、交渉再開への期待が高まっています。こうした中、パキスタン軍のアシム・ムニール陸軍参謀長率いる高官代表団が4月15日、イランの首都テヘランを訪問し、米イラン間の対話促進に向けた働きかけを行いました。

これと並行して、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相はサウジアラビアのジッダを公式訪問し、今週末にはカタールおよびトルコを訪れ、二国間関係や地域の平和と安全保障について協議する予定です。

一方、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシー事務局長は、IAEAは今回の交渉に直接関与していないため、具体的な議題については把握していないと述べました。その上で、イランの核開発をめぐるいかなる合意においても検証の枠組みが不可欠であり、当事者が早期にIAEAと協議を行うことに期待を示しました。