ハンガリーは欧州連合(EU)の加盟国でありながら、度々意見を対立させており、選挙の結果はEUの今後に影響を与えるものになります。

投票は午後7時(同13日午前2時)に締め切られます。開票が順調に進み、獲得議席に差が出れば、12日中(同13日午前7時まで)に大勢が判明する可能性もあります。ただ、接戦になった場合、開票が終わる見通しの18日まで勝者が明らかにならないこともありえます。

最大の焦点は、オルバン・ビクトル首相(62)率いる右派の与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」が過半数となる100議席を獲得できるかです。敗北すれば16年ぶりの政権交代となります。

中道右派の新興政党「ティサ(尊重と自由)」は、オルバン政権を非難することで存在感を高めてきました。事前の世論調査では優勢が伝えられており、勝利した場合、党首のマジャル・ペーテル氏(45)が新首相に就任します。

オルバン氏は16年間で、強権的な姿勢を強め、ハンガリーの民主主義や汚職に関する国際的な指標はEUの中で最悪のレベルとなりました。また、国民の生活が苦しくなる中でも有効な経済政策を打ち出せず、有権者の不満は高まっています。(asahi.com)