イスラエル・イラン紛争6日目に、トランプ氏「無条件降伏」要求

(VOVWORLD) -イランとイスラエルは紛争開始から6日目となる18日も互いにミサイル攻撃を継続しています。

トランプ米大統領は前日、イランに「無条件降伏」を要求し、米国の忍耐は限界に近づいていると警告しました。

イスラエル軍によりますと、18日深夜にイランから2発のミサイルが発射され、テルアビブ上空で爆発音が聞こえました。

イスラエルは、テヘラン周辺住民に対し軍事施設への攻撃に備えて避難するよう呼びかけました。イランのニュースサイトによりますと、テヘランと西方のキャラジで爆発音があったといいます。

トランプ氏は自身の交流サイトで、「われわれは、いわゆる『最高指導者』がどこに隠れているか正確に把握している。容易な標的ですが、そこにいる限り安全だ。少なくとも今のところは、われわれは排除(殺害!)するつもりはない」などとし、その3分後に「無条件降伏!」とも投稿しました。

ホワイトハウス当局者によりますと、トランプ氏は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談しました。スターマー英首相は、カナダで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で演説し、米国が紛争に参戦する兆候はないと述べました。

ホワイトハウス当局者によりますと、トランプ氏は17日午後、国家安全保障会議(NSC)で中東紛争を巡り協議したといいます。内容は分かっていません。

こうした中、米軍は中東地域により多くの戦闘機を配備し、他の軍用機の配備期間を延長していることが、複数の米当局者の話で分かりました。イスラエルとイランの軍事衝突を受け、中東地域での米軍の戦力を増強するといいます。(ロイター)

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