イラク駐留連合軍を削減へ 米が合意、IS掃討作戦終了

(VOVWORLD) - 合意内容によりますと、第一段階として2025年9月までにアメリカ軍を含む連合軍がイラク国内の特定の基地から撤退し、第二段階として2026年9月までに残る部隊の撤収が検討される予定です。
イラク駐留連合軍を削減へ 米が合意、IS掃討作戦終了 - ảnh 1イラクの首都バグダッド北方にあるタジ基地に駐留していたアメリカ軍主導の有志連合軍の兵士(写真:Reuters/TTXVN)

アメリカ政府は27日、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を目的としてイラクに駐留していたアメリカ軍主導の有志連合軍の作戦を終了し、同連合軍を削減する計画についてイラク政府と合意したことを発表しました。

合意内容によりますと、第一段階として2025年9月までにアメリカ軍を含む連合軍がイラク国内の特定の基地から撤退し、第二段階として2026年9月までに残る部隊の撤収が検討される予定です。

現在、アメリカ軍はイラクに約2500人、シリアには約900人を配置していますが、今回の発表では撤収するアメリカ軍の具体的な規模や撤収予定の基地名については言及されていません。また、昨年10月にパレスチナ自治区ガザでの戦闘が始まって以来、緊張が続く中東地域におけるアメリカの影響力の低下が懸念されています。(共同通信)

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