オーストリア首相、連立交渉決裂を受け辞意を表明

(VOVWORLD) -ネハンマー氏は「長く交渉してきたが、重要な点で合意するのは不可能だった」と述べ、総選挙以降、国民党を含む3党が交渉を続けていたが、3日にリベラル政党NEOSが離脱を表明していました。
オーストリア首相、連立交渉決裂を受け辞意を表明 - ảnh 1ネハンマー首相(THX/TTXVN)

昨年9月の総選挙を受け、次期政権樹立に向けた協議が続いていたオーストリアで、中道右派、国民党の党首を務めるネハンマー首相は4日、連立交渉が決裂したと表明しました。数日内に首相と党首を辞任する意向を示しました。ロイター通信が報じました。

ネハンマー氏は「長く交渉してきたが、重要な点で合意するのは不可能だった」と述べ、総選挙以降、国民党を含む3党が交渉を続けていたが、3日にリベラル政党NEOSが離脱を表明していました。

総選挙では元ナチス党員らが創設した極右の自由党が第1党になりました。同党主導の政権発足を阻止したいファンデアベレン大統領が昨年10月、ネハンマー氏に組閣を要請していたとのことです。

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