タイ首相が国境係争地を訪問へ 軍司令官と面会

(VOVWORLD) - カンボジアのフン・セン上院議長との電話で、ペートンターン首相がブンシン中将を「敵」と呼ぶ場面がソーシャルメディアに流出し、非難の声が上がっていました。
タイ首相が国境係争地を訪問へ 軍司令官と面会 - ảnh 1タイのペートンターン・シナワット首相(写真:タイ首相官邸)

タイのペートンターン・シナワット首相は20日午後、東北部ウボンラーチャターニー県を訪問し、カンボジアとの係争地を管轄する第2軍司令官のブンシン中将と面会し、和解しました。カンボジアのフン・セン上院議長との電話で、ペートンターン首相がブンシン中将を「敵」と呼ぶ場面がソーシャルメディアに流出し、非難の声が上がっていました。

公共放送PBSなどの報道によりますと、ペートンターン首相は同県訪問に先立ち、20日午前、首相府で国境地域7県(ウボンラーチャターニー、シーサケート、スリン、ブリーラム、トラート、チャンタブリー、サケーオ)の知事とオンライン会議を行いました。

ペートンターン首相は会議の中で、タイ誇り党の連立政権離脱により、同党のアヌティン氏が内務大臣を辞任したことについて、「国内で変化があったが、変わらずに国と国民のために尽くしてほしい」と述べました。

ペートンターン首相は先週、スリン県を訪れ、防空壕の増設について協議していました。(タイ通)

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