近年、ベトナムは、ジェンダー平等において多大な成果を収めてきました。具体的に、59％の省庁、および省庁に相当する機関、74.6％の省レベル地方行政には、女性の主要指導者がいます。第15期国会の女性議員の割合は30.26％に達し、世界と地域の平均割合を上回っています。性暴力にさらされた人々を支援するサービスシステムは拡大されるようになり、経済分野における女性の役割と地位が高まっています。2024年に、企業主を勤める女性の割合は28.2％に達しています。さらに、ベトナムの多くの女性士官は、国連の平和維持活動にも参加しています。

9日、ECOSOC＝国連経済社会理事会は、ベトナムを2025年～2027年任期のUN Women＝ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関の執行理事会の一員として選出しました。このことは、国際社会がジェンダー平等の促進に対するベトナムの取り組みを確認したことの表れであるとされています。

労働傷病兵社会事業省のダオ・ゴック・ズン大臣は次のように述べています。

（テープ）

「ジェンダー平等と女性のエンパワーメントはベトナムが既に達成した目標の一つです。2024年のベトナムの人間開発指数は前年より11ランク上昇しています。世界経済フォーラムが発表した『グローバル・ジェンダー・ギャップ指数』では、ベトナムは0.715ポイントで146か国中72位となっています」

長年にわたり、ベトナムは、ジェンダー平等の促進を目指して、毎年11月15日～12月15日までの「ジェンダー平等、および性暴力防止対策のための行動月間」を実施しています。全国各地と多くの省庁･部局がこのイベントに積極的に対応しています。