ベトナム、ASEANのSOM会合に出席

(VOVWORLD) - ド・フン・ベト外務次官は、今年のASEANの優先事項の実施、2045年のASEAN政治・安全保障共同体を展開する戦略の構築に関する内容について意見を寄せました。

6日と7日の両日、ラオスの首都ビエンチャンで、ベトナムのSOM委員会委員長を務めるド・フン・ベト外務次官は、ASEAN=東南アジア諸国連合のSOM=高級実務者会合、東南アジア非核兵器地帯条約執行委員会(SEANWFZ ExCom)の理事会会議、および東ティモールにかかわるASEAN調整評議会作業部会(ACCWG-TL)の第17回会合に出席しました。

ベトナム、ASEANのSOM会合に出席 - ảnh 1ド・フン・ベト外務次官(中央)(TTXVN)

これらの席で、ベト次官は、今年のASEANの優先事項の実施、2045年のASEAN政治・安全保障共同体を展開する戦略の構築に関する内容について意見を寄せました。また、ベト次官は、ASEANとパートナー諸国との関係をさらに深化させるための共通アプローチ方法の促進、NSW=核保有国による東南アジア非核兵器地帯条約議定書への署名の促進、ミャンマー国民への人道的支援を含むミャンマー支援におけるASEANの役割とアプローチの推進を高く評価しました。

ベト次官は、ASEANが2023年12月30日に出された東南アジアにおける海洋空間の安定の維持・促進に関するASEAN外相の共同声明をはじめ、「法の支配」という原則、UNCLOS=1982年の国連海洋法条約、平和的措置による紛争の解決を基礎に、ベトナム東部海域(南シナ海)問題について共通の立場を維持する必要があると確認しました。

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