(VOVWORLD) - 台風4号は7日、中国・台湾付近を北寄りに進んでいます。日本気象庁は、沖縄県の先島諸島では非常に強い風が吹き、うねりを伴って海上が大しけとなるおそれがあるとして、強風や高波への警戒を呼びかけています。
台風4号、2025年7月6日夜に中国・台湾に上陸(写真:ロイター) |
気象庁によりますと、台風4号は7日午前3時の時点で、中心気圧975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、台湾付近を1時間におよそ25キロの速さで北東へ進んでいます。台風の中心から半径110キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いているということです。
先島諸島では7日、宮古島地方で最大風速15メートル(最大瞬間風速25メートル)、八重山地方で最大風速20メートル(最大瞬間風速30メートル)が予想されています。
また、予想される波の高さは、いずれもうねりを伴って、7日は宮古島地方で5メートル、八重山地方で6メートル、8日には両地域ともに4メートルと見込まれています。
気象庁は、強風や高波による影響に十分注意し、最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。(共同通信)