米のトマホーク供与をけん制 ロシア大統領、対立激化を警告
(VOVWORLD) - プーチン大統領はトマホークについて、アメリカ軍の関与なしに使用は不可能だと強調しました。
ロシアのプーチン大統領(写真:Sputnik/Mikhail Metzel/REUTERS) |
ロシアのプーチン大統領は2日、アメリカのトランプ政権がウクライナに巡航ミサイル「トマホーク」の間接供与を検討していることについて、米ロ関係に損失をもたらし、供与は「質的に新たなエスカレーションの段階を意味することになる」と述べ、けん制しました。ロシア南部ソチで開催された国内外の有識者が集まる討論フォーラム「ワルダイ会議」で語りました。
プーチン大統領はトマホークについて、アメリカ軍の関与なしに使用は不可能だと強調しました。その上で、強力な兵器ではあるものの最新式ではなく、供与されたとしても戦況に大きな変化をもたらすことはないと主張しました。(共同通信)