韓国ユン大統領 検察 引き続き捜査 2月上旬までに起訴か判断へ

(VOVWORLD) - 「非常戒厳」を宣言した韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領について、内乱を首謀した疑いなどで捜査を進めてきた、合同捜査本部に入る「高位公職者犯罪捜査庁」は23日、事件を検察に引き継ぐと発表しました。
韓国ユン大統領 検察 引き続き捜査 2月上旬までに起訴か判断へ - ảnh 1韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領(写真:Yonhap)

「高位公職者犯罪捜査庁」は容疑内容について、ユン大統領がキム・ヨンヒョン(金龍顕)前国防相や軍の司令官らと共謀して、国家権力を排除する目的などで先月3日に「非常戒厳」を宣言し、暴動を起こしたなどとしています。

証拠隠滅のおそれがあるとして、今月19日に逮捕されたユン大統領は、逮捕後は捜査機関の取り調べに応じていません。
「高位公職者犯罪捜査庁」は、「大統領が捜査に対して非協力的な態度で一貫している中で、われわれが引き続き捜査を試みるより、起訴するかどうかを判断する検察が捜査を進めることが、事件の真相究明のために効率的だと判断した」と説明しています。
今後は、検察が引き続き捜査を進めたうえで、来月上旬までにユン大統領を起訴するかどうかを判断することになります。(NHK)

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