クァンニン省のクァンイエン町の新農村作り


新農村作り運動を積極的に実施している北部クァンニン省(Quang Ninh)は地方行政府、企業、科学者、農民との連携というモデルの発展を重視しており、同省の農民に様々な利益を与えています。

クァンニン省のクァンイエン町の新農村作り - ảnh 1

特に同省のクァンイエン町(Quang Yen)では株式会社ビェットロン社が近代的な技術や品種改良を導入して、安全な野菜栽培プロジェクトを展開しています。2012年に、同社は10ヘク タールの地で安全な野菜を栽培しましたが2013年初頭、その面積は32ヘクタールに拡大しています。

安全な野菜栽培プロジェクトを実施するために、同社 は野菜畑と結ぶ道路1500メートルを建設し、3ヘクタールにわたるビニールハウスを造り、農民向けの野菜栽培技術訓練コースを開設してきました。クァン イェン町に住むダンティズンさんはこれまでにキャベツ、日本トウモロコシ、トマトなどの野菜新品種が導入、栽培されたので、野菜品質は著しく向上し、農民 に利益を与えています。

ズンさんは次のように語りました。

(テープ)

「ビットロン社がわが町の野菜栽培に近代的技術を導入した後、農民は品種や農薬使用における方法を変えました。そうした栽培技術を適用することで、農薬をあまり使用しないで野菜が安全に成長し、我々農民の収入も高くなっています」

現在、新技術を適用した安全な野菜栽培プロジェクトが同町コクホァー区で試験的に実施されていますが今後、クァンイェン県の各地へと広めてゆく予定です。高品質野菜生産地という商標を維持するため、ビットロン社は糧食植物、食品植物研究院と農業科学研究院と協力して、植物栽培技術、肥料や植物保護剤使用技術、野菜梱包技術などに関する経験を交換しています。

ビェットロン社のレクァンタイン社長によりますと、クァンイエン町のコンホァー区では安全な野菜栽培プロジェクトに参加している農民世代数は半数を占めています。タン社長は次のように語りました。

(テープ)

「とりあえず、わが社は輸出用野菜を生産するという目標を掲げました。輸出基準を満たす野菜は経済面での高い利益を得られます。その利益が我が農民は野菜生産技術を学ぶようになります」

クァンニン省のクァンイエン町の新農村作り - ảnh 2

クァンニン省の住民は常に自分が新農村作り運動の主人公であると認識し、この運動に力を注いでいます。それと同時に、多くの企業は地方行政府と農民と緊密に連携して「行政府、企業、科学者、農民の間で連携する」というモデルを作り出しています。

クァンニン省農村作り運動指導委員会のチュォン・コン・ガン委員長は次のように語りました。

(テープ)

「農民が生産する農産物を消費する企業数は多くなっています。これにより、わが省の新農村作り運動は日増しに広がっており、全国の新農村作り運動に積極的に寄与しています。」

クァンニン省の新農村作り運動の成果は省内の農業生産競争運動の成功でもあります。特に、多くの企業の努力が新農村作りに関する国家目標達成プロセスに大きく寄与してゆくことでしょう。

 

 

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