ベトナムの南スーダンPKO 51人 任務完了し帰国

(VOVWORLD) -彼らは、様々な困難を乗り越え、任務を立派に果たし、国際的な友人と現地の住民によい印象を与えました。
ベトナムの南スーダンPKO 51人 任務完了し帰国 - ảnh 19月28日、ハノイのノイバイ国際空港で、第2級野戦病院5号の51人の軍医の歓迎式典の様子

およそ15ヶ月間にわたって、UNMISS=国連南スーダン共和国ミッションに従事していたベトナムの第2級野戦病院5号の51人の軍医が任務を完了し、帰国しました。彼らは、様々な困難を乗り越え、任務を立派に果たし、国際的な友人と現地の住民によい印象を与えました。

第2級野戦病院5号は、2023年7月に国連南スーダン共和国ミッションに派遣されました。任務遂行の期間中、第2級野戦病院5号の軍医は、およそ2400人の国連職員、現地住民に診療、治療を行いました。その中でも、各国軍人の救急患者、およびアナフィラキシー反応、悪性マラリア、複雑な事故による怪我などで処置を成功させました。

ベトナムの南スーダンPKO 51人 任務完了し帰国 - ảnh 2

また、基地内にある民間病院や第1級病院に専門的業務を支援しました。病院は、暴動、大量死傷者、火災、爆発などのあらゆる状況に対応できるため、いつものように緊急対応チームを整っていました。さらに、ベンティウで初の総合医療科学会議を開催するなど、大きな成果を上げました。

ベトナムの南スーダンPKO 51人 任務完了し帰国 - ảnh 3

第2級野戦病院5号の軍医が、様々な困難を乗り越え、任務を立派に果たしたことは、同病院が質の高い医療サービスを提供する場所であるのみならず、仁愛の心、平和、および国際協力のシンボルでもあることを示しました。

ベトナム平和維持局のマク・ドゥック・チョン副局長は、第2級野戦病院5号の幹部、医師が人々の絶対的な安全性を確保し、任務を立派に果たしたと称賛しました。

ド・コック・クオン医師は、南スーダンでの任務遂行中に、医療品不足、老朽化したインフラなどの状況のもとで働きながら、毎日起こる暴力の波の中で困難な生活を送っている現地住民の苦難を目撃してきました。

(テープ)

「私は、1年間にわたり、南スーダンで、整形外科医として働きました。患者の数は、いつものように病院内で一番多かったです。南スーダンは、内戦が続いており、インフレなどに伴う経済の悪化は継続している国です。そこで、住民は依然として様々な困難に直面しています。平和な国ベトナムに戻ってきた私は、幸せ者であると実感しました」

第2級野戦病院5号には63人の軍医が参加しました。今なお、12人が南スーダンで任務を継続しており、まもなく帰国する予定です。

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