ガザ停戦 ハマス、女性兵士4人を解放へ 身柄交換の第2弾
(VOVWORLD) -地元メディアによりますと、イスラエル側は当初、25日に解放予定の4人には民間人の女性が含まれると想定していました。ハマスが4人全員を兵士としたことに「合意違反」との見方も出しましたが、
ネタニヤフ首相ら高官が協議し、受け入れを決めました。
イスラム組織ハマスは24日、パレスチナ自治区ガザの停戦合意に基づき、25日に解放する予定の人質4人の氏名を公表しました。いずれもイスラエル軍の女性兵士です。イスラエルも拘束下のパレスチナ人約200人を釈放します。停戦初日の19日に続く身柄交換の第2弾となっています。
地元メディアによりますと、イスラエル側は当初、25日に解放予定の4人には民間人の女性が含まれると想定していました。ハマスが4人全員を兵士としたことに「合意違反」との見方も出しましたが、ネタニヤフ首相ら高官が協議し、受け入れを決めました。
19日発効の停戦はおおむね維持されているもようです。19日はハマスが解放する人質のリストをイスラエル側に渡すのが遅れ、停戦発効が予定より3時間近く遅れました。
身柄交換の手続きは複雑で、ハマスが解放する人質の性別や年齢、兵士かどうかにより、イスラエルが釈放するパレスチナ人の人数が変わります。イスラエルが今回釈放するパレスチナ人には、イスラエルで重罪を犯したとして終身刑を受けた人も多く含まれる見込みです。(共同)