(VOVWORLD) - スーダンの正規軍と民兵組織RSFは19日、24時間の新たな停戦を発表しましたが首都ハルツームで衝突が続くなど戦闘が沈静化する見通しは立っていません。
19日、ハルツームの空港付近で立ち上る黒煙=AFP/TTXVN |
RSFは19日午後、「完全な停戦を約束する」とする声明を出し、スーダン正規軍も、停戦入りすると宣言しました。しかし、ロイター通信によりますと停戦の発効期間である現地時間午後6時を過ぎてもハルツームでは砲撃が続くなど戦闘は継続しているとみられます。
ハルツームでは、住民が市外に避難を始めていて、水や食料、医薬品などの不足が深刻となっています。
こうした中、日本の浜田防衛大臣はスーダンに滞在する日本人などを輸送するため、自衛隊機をジブチに送り待機させる命令を出しました。自衛隊では速やかに輸送機を出発させる予定です。(テレビ東京)