米上院共和・民主トップが予算で合意 政府閉鎖回避か
【AFP】アメリカ共和、民主両党の上院トップは7日、2018年と2019年の予算をめぐり合意に達しました。現行の連邦予算は8日に期限を迎えることになっていますが、合意内容が議会で承認されれば政府機関の閉鎖は回避されます。
民主党のチャック・シューマー上院院内総務は議会内で、「われわれは、国防費や国内の喫緊の優先課題に対する歳出上限を現在の水準から大幅に引き上げる2か年の合意に達した」と述べました。
共和党のミッチ・マコネル上院院内総務は合意について、「議会指導部とホワイトハウスによる幅広い交渉の産物だ」と語りました。
合意はまだ、上下両院を通過した後にドナルド・トランプ大統領の署名を得る必要があります。合意内容には2000億ドル(約21兆9000億円)以上の新たな支出が盛り込まれていると報じられており、財政保守派の反対から、下院で強い反発を受ける可能性があります。