(VOVWORLD) - ベトナム計画投資省によりますと、困難が山積している中でも、今年のベトナム経済は昨年の高い成長基調を引き継いでいるとしています。その中で、経済成長の推進、マクロ経済の安定化、インフレ抑制、経済全体のバランスの確保が重要視されています。
また、従来の成長原動力である投資の促進、消費需要の喚起、貿易促進および輸出の強化を新たな形で活性化することが求められています。
さらに、各省庁は資源の調達に向けて積極的な措置を講じています。具体的には、社会資源や国営企業からの資源の活用、さらに民間企業の発展を強化する取り組みが進められています。今年、民間経済セクターのGDPへの貢献割合を約55%に達することを目指しています。
計画投資省のグエン・ドゥック・タム次官は次のように強調しました。
(テープ)
「新たな成長原動力の一つとして、科学技術とイノベーションの推進に関する政治局の新たな決議第57号が挙げられています。この決議を実行に移すため、政府は最近、投資支援基金に関する政令第182号を発布しました。この政令では、科学技術やイノベーション、特にチップ、半導体、人工知能などの新たな分野で活動する企業に対し、投資を促進する具体的な支援措置が講じられる方針です」