(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように、16日、中部カインホア省ニャチャン市でASEANのSOM=高級実務者会合が行われました。
この会合は17日に開幕するASEAN外相会議で討議される主要な内容を準備・点検するため、行なわれたものです。また、これはベトナムが議長国を務めるASEAN2020の一連の会議や活動の幕開けとなりました。ASEAN外相会議で、ベトナムはASEAN議長国として、様々な構想やアイディアを提出する予定です。その中で2020年の実施すべき案件や2019年のASEAN高級指導者の決議の展開、ASEANと国連安全保障理事会との関係の格上げなどについて討議が行なわれます。ベトナムのSOM委員会委員長を務めるグエン・クォク・ズン外務次官は次のように語りました。
(テープ)
「今年はベトナムがASEANに加盟してから25年目となります。今年、ASEAN議長国を務めることができて栄誉に思います。タイをはじめ、前任の議長国が培った基盤に基づき、ベトナムは加盟諸国と緊密に連携し、コンセンサスとASEANの中核的な役割を原則として地域各国の国民の利益と平和、安定、繁栄に向け、共通の目標達成に尽力していく決意です。」