アメリカのドナルド・トランプ大統領は現地時間4月7日午後、SNSの「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」で、パキスタンによる外交努力のための期限延長要請を受け、イランへの攻撃を2週間停止すると発表しました。

この投稿は、イランがアメリカとの合意に達するための期限とされていた同日午後8時のわずか2時間前に行われました。トランプ大統領は、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相およびアシム・ムニール陸軍元帥との協議を踏まえた提案に基づく決定だと説明し、イランがホルムズ海峡を完全かつ即時、安全に開放することを条件としていると述べました。

また、この措置を「双方による停戦」と位置づけるとともに、イランとの長期的な平和および中東地域の安定に向けた決定的な合意に近づいているとの認識を示しました。さらに、イランから10項目にわたる提案を受け取っており、交渉の現実的な基盤になると評価しました。

一方、イランの最高国家安全保障会議は4月8日、パキスタンの仲介による2週間の停戦合意を確認し、最高指導者ハメネイ師の承認のもとで成立したと発表しました。

イラン側によりますと、より長期的な合意に向けた交渉は、4月10日にパキスタンの首都イスラマバードで行われる予定です。また、停戦期間中、イランは自国軍との連携のもと、ホルムズ海峡の航行の安全を確保するとしています。