イラン、制裁全面解除ならウラン濃縮削減の可能性を示唆

(VOVWORLD) - テヘランで行われた各国大使との会合で、イランのアッバス・アラグチ外相は、アメリカが同様の誠意を示すことを条件に、「真剣で建設的な交渉」に復帰する用意があると述べました。
イラン、制裁全面解除ならウラン濃縮削減の可能性を示唆 - ảnh 1イラン中部ナタンズのウラン濃縮施設に設置された遠心分離機(写真:イラン原子力庁)

イラン当局は9日、アメリカに対する「深い不信感」は依然として変わらないとする強硬な姿勢を示す一方で、核問題をめぐる妥協の余地を残しつつ、すべての制裁が解除されれば、ウランの濃縮度を引き下げる用意があるとの考えを明らかにしました。

テヘランで行われた各国大使との会合で、イランのアッバス・アラグチ外相は、アメリカが同様の誠意を示すことを条件に、「真剣で建設的な交渉」に復帰する用意があると述べました。一方で、近年のアメリカの対応を理由に、「深い不信感が残っている」とも認めました。また、最高指導者のアリ・ハメネイ師は、アメリカとの緊張が高まる中、イスラム革命勝利47周年を前に国民に結束を呼びかけました。

関連する動きとして、イラン原子力庁(AEOI)長官を兼ねるモハマド・エスラミ副大統領は、国際社会、特にアメリカによるすべての制裁が解除されれば、60%まで濃縮されたウランを希釈することを検討する可能性があると述べました。これは、2015年の核合意で定められた上限である3.67%を大きく上回る水準です。

エスラミ氏によりますと、国際原子力機関(IAEA)も、2025年6月のイランとイスラエルの衝突後に行われた査察に続き、数日以内にイランの一部の核関連施設を査察する予定だということです。

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