ベトナム、鳥インフル予防対策を強化

ベトナム、鳥インフル予防対策を強化 - ảnh 1

 毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザの複雑な推移と近隣諸国からベトナムにH7N9型インフルエンザが波及する恐れを前に、農業農村開発省・獣医局はワーキンググループを国内各地に派遣し、国境地帯や生きる家禽を扱う市場でサンプルの検査にあたるよう指示しました。

また、各地方に対し、人に感染する可能性がある各種の鳥インフルエンザウイルスの予防を目指す緊急行動計画の展開を支援しています。獣医局のダム・スアン・タイン副局長によりますと、H7N9型ウイルスの流行危機は高いことから緊急対応措置を取らなければならないとしています。

具体的には家禽搬入の監視の強化、家禽飼育場や取引場の検査を進める必要があるということです。これまで、1万7千のサンプルが検査されましたが、H7N9ウイルスが検出されていません。

獣医局のダム・スアン・タイン副局長は「先頃、農業農村開発省は人への感染が可能である鳥インフルエンザの防止を目指す緊急行動計画を発動させた」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ) Thanh

「農業農村開発省の指示に従って、獣医局は各地方の鳥インフルエンザ予防対策を検査するため、ワーキンググループを派遣しました。また、万一、H7N9型ウイルスが発見された場合、即時処理にあたる8つのグループを設立しました。各ワーキンググループは検問所や市場など、感染危機が高い地域でサンプルの検査を進めています。これまで、2週間1回でしたが、今は週2回サンプルの検査を行い、ウイルスの感染を早期に発見することが狙いです。」

タイン副局長はこのように語りました。

ご感想

他の情報