ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

いよいよ６月中旬に入りましたね。いつも通りハノイ市民は心地よい陽気の中を過ごしています。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか。

さて、先日、福岡県の木下 裕道（きのした ひろみち）さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「今回の音楽散歩道で特集されたラン・ニャさんの音楽がどの曲も良く好きになりました。リクエスト音楽でもっとラン・ニャさんの音楽が聴きたいので取り上げてもらえないでしょうか？よろしくお願いします」との内容でした。

木下さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。ラン・ニャさんの音楽がどの曲も良く好きになっていただき、とても嬉しく思います。私は彼のどの曲も好きです。今日のこの時間は、木下さんのリクエストにお応えして、再び歌手ラン・ニャの選曲をお届けしましょう。

はじめに「午後一人で街を歩いた僕」（Chieu Mot Minh Qua Pho）をどうぞ。

「僕は午後一人で街を歩いた
君の名前を静かに呼んでみた
太陽が頂上にない時、
ある花が急に紫色に染まった
僕とあの街は、静かに君の名前を呼んだ
外にはもう日が差していない」
お聴きいただいた曲は「午後一人で街を歩いた僕」でした。

次に、「迷った春」（Lac Mat Mua Xuan）をお届けます。

「春が来て、木々は新緑になったが

僕だけは、まるで春を失わせたようだ

毎晩、横になって、ふらりとどこかで時間を潰して誰かをずっと思った

今、君はどこへ行ったのか

そして朝、酔って起きてから、

愛がいつまにか去ったことに気づいた」

お聴きいただいた曲は「迷った春」でした。

おしまいに、「昔の道に戻る」( Loi cu ta ve) をどうぞ。

「昔の道は狭くなる感じがするけれど

昔の青空がそのまま

あなたはもう私のそばにいないのに

昔の思い出となっている」

お聴きいただいた曲は「昔の道に帰る」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、ラン・ニャの選曲をお届けしました。今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。