既にお伝えしましたように、今月はじめから、中国は、護衛船や、軍艦、飛行機の援護で、石油リグ「海洋981号」をベトナムの排他的経済水域に搬入し、不法な活動を行っています。
20日午前、ハノイで、第13期ベトナム国会第7回会議が開幕し、グェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グェン・タン・ズン首相、グェン・シン・フン国会議長をはじめ、国会議員およそ500人が出席しています。
19日午後現在、ベトナムの排他的経済水域で不法に設置されている中国の石油リグ「海洋981号」の付近に展開された中国船舶の数は136隻にのぼり、そのうち、軍艦4隻があります。
18日、アンゴラ在留ベトナム人コミュニティは集会を行い、中国側がベトナムの排他的経済水域で海洋リグ「海洋981号」を不法に設置したことを強く非難しました。
各国に在留しているベトナム人は中国がベトナム領海を侵犯していることに猛反発しています。
18日、大陸に住む人々の代表団はカインホア省に属するチュオンサ県に到着し、チュオンサ群島訪問を開始しました。
国際世論も引き続き、中国石油総公社が石油リグをベトナムの排他的経済水域と大陸棚に搬入し、掘削設備を不法に設置していることを糾弾しています。
ブルガリア在留ベトナム人は中国の行為に反対する集会を行いました。ブルガリア在留ベトナム人協会とブルガリア・ベトナム友好協会は共同声明を発表し、中国の行為を強く批判しました。
中国のベトナム領海侵犯行為をきっかけに、13日、南部ビンズオン省にある工業団地で起きた労働者による中国抗議デモに関し、ビン報道官は「愛国心と祖国 の独立、主権を確保する決意を示すことは正当な行為であるが、法律に従わなければならない。ベトナムの当局者は過激者を逮捕し、厳罰に処する」と明らかに しました。
14日、ドイツ国際政治安全保障研究所の東南アジア研究者ゲルハード・ウイル(Gerhard Will)博士はドイチェ・ヴェレ放送のインタビューに応えました。
15日午前、在マレーシアベトナム人コミュニティは声明を発表し、党と国家の指導の下、全国民と力を合わせ、海上警察、漁業検査隊、漁民と困難を分かち合い、海と島の領有権の確保に取り組むと強調しました。
15日午前、ハノイで縫製総公社10号は旗集めセレモニーと集会を開き、海と島に向ける気持ちと中国の違法な行動への反対を示しています。
中国石油総公社が石油リグ「海洋 981号」をベトナムの排他的経済水域と大陸棚に搬入し、不法に掘削設備を設置していることに抗議する活動が国内各地に広がっています。
中国が違法に、リグ海洋981 をベトナムの排他的経済水域と大陸棚に搬入し、中国の船舶がベトナム領海を侵犯した件で、13日、ベトナム復員軍人協会とベトナム婦人連合会は声明を出し、中国の誤った行為を非難しました。
13日、フランス駐在ベトナム人協会は中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚にリグ海洋981を設置したことに対し強く反発し、これはベトナムの領有権を侵犯するものであるとしています。
13日、フランス・ベトナム友好協会は在フランスベトナム大使館にコミュニケを送り、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚にリグを設置したことを糾弾 し、「中国は国際法に違反し、中国とASEAN諸国が設立した協力関係と達成した合意書、中でもDOC=南シナ海行動宣言に逆行する」と強調しています。
国際世論は引き続き、中国の誤った行為を非難しています。13日、アメリカ国務省本部で行われた記者会見で、サキ報道官はベトナム東部海域いわゆる南シナ海の最近の紛争に対するアメリカの関与が地域の平和と安定を脅かしているという中国の糾弾を否定しました。
13日、ハノイで、情報通信省はアトラス世界地図帳ブリュッセル1827年版の受領式を行いました。この世界地図帳はフランスの有名な地質学者フィリッ プ・ファンデルマーレンが製作したもので、1827年に、出版され、ホアンサとチュオンサ両群島に対するベトナムの争う余地のない主権を立証しています。
デモ参加者らはベトナム語や、英語、ウクライナ語、中国語で書かれるスローガンを掲げ、中国当局に対し、ベトナム領海から撤退し、挑発的行動を中止するよう要請しました。
13日、ベトナムミルク生産企業ビナミルク者はベトナム領海保護に当たっている兵士に10億ドンを援助しました。