WHOのテドロス事務局長は7日、中国国有の製薬会社シノファームが開発したワクチンを緊急使用のリストに加えたと発表しました。


リストには、これまでにアメリカのファイザーなど欧米の製薬会社などが開発したワクチンが加えられていますが、欧米以外では初めてです。

これにより、シノファームのワクチンは、WHOなどが主導する国際的な分配の枠組み「COVAXファシリティ」を通じて各国に供給できることになり、WHOはシノファームに対しCOVAXへの協力を求めました。

COVAXは、来月までに分配する予定のワクチンの7割余りをインドで製造されるアストラゼネカとオックスフォード大学が開発したワクチンに頼っていますが、インド国内の感染状況の悪化を背景に供給が大幅に遅れています。

WHOとしては、シノファームのワクチンのリストへの追加で、途上国へのワクチンの分配を加速させたい考えです。(NHK)