VOVの展示ブースを訪れるチン首相
ここで、チン首相は、多くの弾痕が残る拡声器に注目し、感銘を受けました。この拡声器は、かつての戦争中にベンハイ川を通る北緯17度線に設置された南北国境線に置かれました。この拡声器は単なる通信機器に止まらず、戦時下の情報戦における生きたシンボルであり、国民の信頼、意志、そして大団結の精神を育む革命的メディアの大きな役割を示しています。

また、VOVブース内の「歴史の音」コーナーを見学した際、チン首相は、VOVが国民の貴重な音声を保管していることを高く評価しました。というのは、このコーナーで、来場者はホー・チ・ミン主席による独立宣言の朗読、全国民に抗戦を呼びかける声、ディエンビエンフー作戦勝利に因んだ歌、1975年4月30日の南部解放・国家統一に関わるニュースなど、12の歴史的な瞬間をオリジナルの音声で聞くことができるからです。

なお、VOVは8月28日から9月15日まで、毎日午前9時から午後10時まで展示ブースを一般公開しています。VOVの展示ブースには、1日平均2000〜3000人の来場者が訪れています。