パキスタン外務省が発表しました。ただ、イラン側は、アメリカとの戦闘終結に向けた交渉を始める前に、レバノンでの停戦を実現させ、イランの凍結資産を解除する必要があるとし、交渉には先行き不透明感が漂っています。
ガリバフ国会議長は10日、パキスタン入りを前にXへの投稿で、レバノンでの停戦とイランの凍結資産解除は米アメリカとすでに合意済みで、履行されるまで交渉は開始されないと警告しました。アラグチ外相も、イスラエルによるレバノン攻撃を停止するというコミットメントを順守するよう求めました。
イラン側の発言に対し、トランプ米大統領は交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に、「イランは国際水路を利用して短期的に世界を脅かす以外、交渉の切り札がないことを理解していないようだ」とした上で、「今も生き延びている唯一の理由は交渉するためだ」と投稿しました。
米交渉団を率いるバンス副大統領はパキスタンに向けて出発する前、記者団に対し「交渉を楽しみにしています。きっと良い結果になるだろう」とする一方、イランに対しては「われわれを甘く見るべきではない」と警告しました。さらに「トランプ大統領が述べたように、イラン側が誠意をもって交渉する意思があるならば、われわれは喜んで手を差し伸べます。しかし、もし彼らがわれわれを翻弄しようとするならば、それは受け入れられないだろう」としました。
また、トランプ大統領は10日に行った米紙ニューヨーク・ポストとの電話インタビューで、パキスタンでの和平交渉が失敗に終われば、イランへの攻撃再開に向けて米軍艦に「最良の弾薬」を再装填していると語りました。
会談が成功すると思うかとの質問に対しては「あと24時間ほどで分かるだろう」と応じました。(ロイター)
