承認が見込まれるのは、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックが共同開発するワクチンと、米バイオテクノロジー企業、モデルナが開発中のワクチン。ともに、発症を防ぐ有効性が90%を超えたとする分析結果を発表しています。

EUで新薬審査は、欧州医薬品庁(EMA、本部アムステルダム)が担います。フォンデアライエン氏は、EMAが米食品医薬品局(FDA)と並行してワクチン認可手続きを進めるため、FDAと緊密に連絡を取っていると明かしました。そのうえで、「当初、ワクチンは少量しか確保できない。EU加盟国は、それぞれ接種計画を作ってほしい」と求めました。欧州委は、医療関係者や高齢者ら優先接種の対象を明記した計画の青写真を提示しました。ドイツでは、空港跡地や国際会議場にワクチン接種施設を設ける計画が進んでいます。

欧州委は先週、ファイザー/ビオンテックやモデルナなど、複数のワクチン製造元と計10億回分以上の購入契約を結んでいます。