バイル氏はわずか9カ月前に首相に就任しましたが、膨張する国家債務の抑制策をめぐって政党間の対立が激化し、政権運営が難航していました。
マクロン大統領は2年足らずで5人目となる首相を選ばざるを得なくなり、大統領府は数日以内に新首相を任命すると発表しました。ただし、中道の少数与党や保守派から人選すれば、安定した連立を築けなかった従来の路線を踏襲することになります。
いずれのシナリオでも次期政権が議会で過半数を確保するのは困難とみられます。最終的に総選挙の実施が唯一の危機脱出策となる可能性もありますが、マクロン大統領はこれまで、極右政党・国民連合(RN)や急進左派「不服従のフランス(LFI)」からの解散要求には応じない姿勢を示しています。(ロイター)
