中国のメディア、新華社や中国中央テレビ、環球時報などは、トー・ラム書記長が2026年から2031年までの任期の国家主席に選出されたことを伝えました。

新華社は、トー・ラム氏の就任演説を引用し、平和で安定した環境の維持や、持続可能な発展の推進、国民生活の向上が主要な課題だとしています。

また、中国の習近平党総書記・国家主席は祝意を示し、両国の「運命共同体」の構築の重要性を強調したうえで、近年、関係が大きく進展してきたと指摘しました。さらに、李強首相も、レ・ミン・フン氏の首相就任に祝意を伝えました。

ロシアの通信社、RIAノーボスチは、ウラジーミル・プーチン大統領がトー・ラム書記長の国家主席就任に祝意を示したと伝えました。そのうえで、新たな役割がロシアとベトナムの戦略的パートナーシップの強化につながるとの見方を示しています。

シンガポールのメディアも同様に伝え、ザ・ストレーツ・タイムズやCNAは、今回の決定がベトナムの指導体制における重要な動きだとしています。

タイのメディアは、トー・ラム氏が成長モデルの転換や、イノベーションとハイテク産業の推進、国民生活の向上に取り組む姿勢を強調していると伝えました。

Nikkei Asiaは、「共産党書記長が国家主席を兼任」との見出しで報じ、新体制が経済成長や制度改革、統治の効率化、重点的なインフラ整備を重視していると指摘しました。

一方、インドのメディアは、トー・ラム党書記長・国家主席のもとで、ベトナムが外交政策におけるバランスを維持しつつ、地域での存在感を高め、経済成長を進めていくとの見方を示しています。