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グテーレス事務総長は、24日、開催する方向で調整されているテレビ会議形式のG20首脳会議を前に、首脳一人一人に宛てた書簡を公開しました。
この中では「かつてない人道危機に対する戦時計画が求められている」として、パンデミックの現状について「戦時」ということばを使って危機感を示しました。
そして、どの国も医薬品や医療器具、生活必需品などをスムーズに調達できるよう関税を廃止するとともに、イランや北朝鮮を念頭に経済制裁の対象国に必要な物資を送ることができるように猶予措置をとるべきだと主張しています。
さらに書簡では「G20は世界のGDP総額の85%を占める。この危機に対処する途上国を支援するために極めて重要な役割がある」として、今後、感染拡大が懸念される途上国への支援で結束した行動をとることに期待を示しました。
また、この書簡に関連して国連の報道官は24日の記者会見で「WHO=世界保健機関の現地チームから、アフリカでは34か国で600人の感染を確認したが1週間で147人増えたとの報告を受けた」と述べ、特にアフリカでの急激な感染拡大のリスクに懸念を示しました。

