英仏独はイランが2015年核合意に違反した場合に国連制裁を復活させる「スナップバック」規定を発動する用意がある一方、国連の査察再開や米国との核協議に応じれば、制裁復活を一定期間延期するとしています。

このためには国連安保理が核合意を定めた15年の安保理決議を延長する必要があります。同決議は現状では10月18日に失効する予定で、そうなれば英仏独は制裁復活の権限を失います。

イランのガリババディ外務次官は協議後、Xに「E3(英仏独)と安保理は外交の時間と余地を与えるべきだ」と投稿しました。

イラン外務省のバガイ報道官は英仏独との対話を今後数日も継続すると述べました。

イランは米国とイスラエルによる6月の攻撃で核施設が被害を受けて以来、国際原子力機関(IAEA)査察官の立ち入りを許可していません。

こうした中、IAEAのグロッシ事務局長は26日、核査察官の第1陣がイラン入りしたとFOXニュースで述べました。ただ、査察再開の方法については依然としてイラン側と協議中としました。(ロイター)