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ガンツ氏は収賄罪などで起訴されたネタニヤフ氏の辞任を求めてきましたが、突然の方針転換となります。ネタニヤフ氏は支持勢力が国会の過半数を確保する見通しとなり、首相続投の公算が大きくなっています。
イスラエル国会は26日、ガンツ氏を辞任を表明したエデルステイン国会議長の後任に選出しました。ガンツ氏は「緊急の挙国一致内閣の樹立を精査し、進めるつもりだ」と述べました。新型コロナウイルスの感染が同国でも広がるなか、危機に対応するため大連立が必要との判断に傾いたとみられます。
ネタニヤフ氏が2021年9月まで首相を務め、ガンツ氏に引き継ぐことで合意したといいます。議長を務める間に、次期政権の人事などを巡って交渉する可能性があります。ガンツ氏は一部議員とともにネタニヤフ政権に合流する方針とされ、「青と白」は分裂が不可避です。
ネタニヤフ氏は同国で最長となる計14年近く首相を務めており、続投すれば通算5期目となる。混乱が長期化していたイスラエル政治の転換点になる可能性がある。
イスラエルでは1年間で3回の総選挙が実施されましたが、ネタニヤフ氏を支持する右派・宗教系と、ガンツ氏を推す中道・左派のいずれも過半数を獲得できませんでした。3度目となる今月2日の総選挙の結果、ガンツ氏が組閣を進めていました。

