(写真:TTXVN)

最大野党「国民党」の支持も取り付けた保守派の野党「タイの誇り党」のアヌティン党首が有力な首相候補となっています。

地元メディアによりますと、タクシン元首相派の最大与党「タイ貢献党」のプームタム暫定首相は下院解散を国王に申し立てましたが、差し戻されました。政府の法案を審査する法制委員会が「暫定首相の権限では解散できない」という見解を示したことなどが影響しました。

下院の投票では過半数を獲得した候補が首相に選出されます。誇り党の議席は69ですが、143議席の国民党に加え、貢献党を含む一部与党議員らも支持に回り、アヌティン氏は過半数を得られる公算が大きいです。

ただ国民党は野党にとどまるため、アヌティン氏が首相となっても少数与党による連立政権となります。国民党は所信表明演説から4カ月以内の下院解散と憲法改正のための国民投票を支持の条件としており、与党が約束を守らない場合などは政治が不安定化する可能性があります。(時事)