アヌティン氏は首相指名選挙で野党の支持を受け、与党「タイ貢献党」のチャイカセム氏を破りました。前日夜にはタクシン元首相がドバイに出国しており、憲法裁判所の判決で失職したタクシン氏の娘、ペートンタン前首相の後任を決める選挙となりました。

アヌティン氏は憲法改正に関する国民投票と、4か月以内の総選挙実施を約束して最大政党の野党「国民党」の支持を獲得しました。

58歳のアヌティン氏は、家業の建設会社を経営した後に政界入りし、副首相や内相、保健相を歴任。新型コロナウイルス対策責任者も務めました。熱心な王党派で保守派とみなされる一方、大麻の使用を解禁した人物としても知られています。

今後は少数与党政権を率いることになりますが、国民党は政権には参加しない方針です。(ロイター)