(写真:ロイター) |
アメリカのトランプ政権が合法移民への取り締まりの一環として、学生や文化交流を目的とする訪問者、報道関係者に対するビザの有効期間を厳格化する方針であることが分かりました。27日に発表された政府の規制案で明らかになったものです。
この措置は、留学生や交換留学生、外国人ジャーナリストにとって新たな障壁となる可能性があります。
提案されている規制は、留学生向けのFビザ、文化交流プログラム参加者向けで就労が可能なJビザ、メディア関係者向けのIビザに一定の期間を設けるものです。これまでのような柔軟な滞在資格が失われ、アメリカでの滞在延長を申請する必要が生じることになります。
アメリカ政府のデータによりますと、2024年にはおよそ160万人の留学生がFビザでアメリカに滞在していました。また、同年度(2023年10月から2024年9月まで)には、約35万5000人の交換留学生と1万3000人の報道関係者にビザが発給されています。
トランプ政権は提案の中で、ビザ保持者がアメリカ滞在中に「監視と監督」をより適切に行うために変更が必要だと説明しています。
政権は合法移民への監視を強化しており、思想などを理由に大学生の学生ビザや永住権(グリーンカード)を取り消したり、数十万人の移民から法的地位を剥奪したりする措置を講じてきました。(ロイター)

