この数年間、ラオスへのベトナム企業の投資は迅速に増加しています。ラオスへの投資を行っている中小企業の成功に伴い、多くの大手企業はラオスの銀行や、通信、航空などの分野に投資を進めています。現在、ラオスはベトナム企業の魅力的投資先と見られています。
現在、ベトナムで外資100%の輸出企業は経済発展に大きく貢献しています。持続的な経済発展を目指して、国内企業の支援を進めています。
エコノミストらによりますと、2011~2015年期におけるベトナムの経済再構築事業は世界的経済危機による困難を乗り越え、積極的な成果を収めてきま した。これらの成果は、ベトナムが2016年から2020年に、経済再構築を進めていくための基礎となっているとしています。
ビンフォック省はベトナム最大となるカシューナッツ産地として知られ、その品質は世界一と評されています。現在、同省はカシューナッツのトレードマークづくり、栽培面積の開発企画、生産効率と質的向上に力を入れ、農民が富を手にすることを目指しています。
2015年から、ベトナムは持続可能な経済発展のための戦略を実施し、その中で、競争力の向上や、経営投資環境の改善が重視されています。
ロンアン省は南部の重点的な経済地域に位置し、ホーチミン市とメコンデルタ各省を結ぶ架け橋となっています。また、カンボジアと隣接しているため、国境検問所があります。同省はこれらの強みを生かして国内外からの投資誘致や投資環境の改善、持続的な経済社会発展に力を入れています。
今年1月から8月現在、ベトナムの野菜と果物の輸出額は17億ドルを超えており、前年同期と比べ、130%増加しています。これにより、今年通年のその輸出総額は25億ドルに達する可能性があります。
GI=地理的表示は知的財産権の一つであり、国の経済社会発展に大きく貢献しています。しかし、多くの企業は地理的表示の重要性を十分に認識していないことから商標登録を受けないまま、他社がその商標を出願して商標権を取得してしまうことや製品が偽造されることなどが発生し、企業の威信と発展にマイナス影響を与えてきました。
既にお伝えしましたように、5日、ベトナムとEEU=ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスで構成するユーラシア経済連合とのFTA= 自由貿易協定が10月5日に本格的に発効されました。
これまで、ベトナムの土地区画整理作業は多くの弱点を見せ、国の経済発展にマイナス影響を与えてきました。これを受け、政府は土地区画整理法の制定に踏み切って、国際社会への広範な参入を進めている背景の中で経済社会発展を効果的に運営することが狙いです。
ホーチミン市や、ビンズオン省など6地方からなる東南部地域は重要な経済中心地の1つであり、ベトナムと世界各国を結ぶ架け橋として役割を果たすものでもあります。
先頃、ベトナム文化スポーツ観光省が政府に提出したベトナム観光発展計画によりますと、2020年までに現代的な技術インフラが整備され、地域と世界各国 と競争できるような高品質の観光製品が開発され、経済発展に大きく貢献する部門へと成長させるという目標が掲げられています。
既にお伝えしましたように、9月5日から7日にかけて、フランスのフランソア・オランド大統領がベトナム国賓訪問を行いましたが、その際、オランド大統領は在ベトナムフランススタートアップ企業共同体、いわゆるフレンチ・ベト・テクの代表と会合を行いました。
次世代FTA=自由貿易協定とはどのようなものなのか、国内企業はこれらのFTAから利益を得て、また、FTAによる優遇税制を徹底的に活用するため、ど のようにすべきかいいか、ということがベトナム政府、関係機関、外国駐在ベトナム外交機関、及び企業界の大きな関心事となっています。
7月現在、ベトナムが誘致したFDI=外国直接投資額はおよそ130億ドルに達し、昨年同期と比べ47%増となりました。これは外国直接投資誘致での成功の一年を約束するとともにベトナムは外国人投資家にとって魅力的な投資先となっていることを示しています。
中小企業はベトナムの企業総数の97%を占め、経済に重要な役割を果たしています。これまで、ベトナム政府は中小企業を支援するため様々な措置とってきましたが、現在作成中の中小企業支援法は各企業の発展事業に突破口を切り開くと期待されています。
現在、ベトナムで、およそ50万社の民間企業が事業を行なっており、120万人の労働者に雇用を創出しています。ベトナム政府は民間経済セクターを経済再構築の重要な原動力と見做し、民間企業のさらなる発展にあらゆる条件を作り出す方針です。
1年前、改正された企業法と投資法が発効されましたが、この1年間、これらの法律の実施は目覚しい結果を収めてきました。この間、新たに10万6000社の企業が設立されたことはその証と見られています。
Brexit=英国のEU離脱は世界経済に大きな影響を与えているとみられます。ベトナムはオープンな経済政策を実施していることから、金融・通貨市場は 一定の影響を受けざるを得ませんでした。しかし、適切な解決策を取ってきたことにより、ベトナム金融・通貨市場は安定的な発展を遂げ続けています。
今年上半期、ベトナム経済は積極的な兆しを示しています。マクロ経済が安定していると共に、同期のGDP国内総生産の伸び率は5・52%に達しています。これは、前年同期より低いのですが、工業生産や、小売業、サービス業などは引き続き順調に発展しています。