今後停戦などをめぐって進展が見られるかが焦点です。
14日、首都ワシントンで行われた協議には、ルビオ国務長官のほか、アメリカに駐在するイスラエルのライター大使とレバノンのナダ・ハマデ大使が出席しました。
国務省の当局者は、対立する両国の高官による公式なハイレベル協議は、1993年以来のことだとしています。
協議の冒頭、ルビオ長官は「これは歴史的な機会だ。数十年にわたる歴史と複雑さに直面していることを理解している。1日で終わるものでなく、時間はかかるが、取り組む価値があるものだ」と述べました。
その上で、協議では、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルとの停戦や、ヒズボラの影響力の排除に向けた枠組み構築につなげたい考えを示しました。
協議のあと、アメリカ国務省は声明を発表し、「イスラエルとレバノンによる直接交渉の実施に向けて生産的な協議を行った。今後、互いに合意する時期や場所で直接交渉を実施することで一致した」としています。ただ、ヒズボラは協議に先だって「交渉は無意味だ」としていて停戦などをめぐって実際に進展が見られるのかが焦点です。
中東情勢をめぐっては、イランはレバノンへの攻撃停止を繰り返し訴えていて、レバノンでの戦闘の行方は、アメリカとイランによる今後の協議にも影響を与えそうです。(NHK)
