統計局の発表によりますと、第1四半期のGDP成長率は前年同期比7.83%増となりました。

農林水産業は引き続き安定した成長を維持し、経済の下支えとして食料安全保障やマクロ経済の安定に貢献しました。

工業では、製造・加工業が9.73%増と力強い伸びを見せ、GDP成長率全体の3割以上を牽引しました。

サービス分野では、旧正月の消費需要と外国人観光客の増加が追い風となりました。第1四半期の外国人訪問者数は676万人と、前年同期を12.4%上回り、これまでの第1四半期で最多を記録しました。

外国直接投資の登録総額も3月末時点で152億ドルに達するなど、海外からの資金流入も順調です。

経済専門家のレー・ズイ・ビン博士は、政府が掲げる年間10%以上の成長目標の達成に向けて、次のように指摘します。

(テープ)

「まずはマクロ経済の安定に向けた措置を着実に進めることが重要です。中東情勢の緊張緩和や主要国経済の回復が、ベトナムの輸出を後押しすることも期待されます。また、公共投資を積極的に推進し、資金をより迅速かつ効果的に経済に届けることが求められます。」

ベトナム政府は今後、消費と輸出の拡大を中心に成長エンジンをさらに強化し、二桁成長の実現を目指す方針です。