記事の中で、トー・ラム書記長・国家主席は、ベトナムの党と国家は、中国との関係発展を常に一貫した方針、客観的な要求、戦略的な選択、そして独立、自主、国際関係の多様化、全方位の対外路線全体における最優先事項として位置づけていると強調しました。また、中国の党と国家も、ベトナムを周辺外交における優先的な方向性と定め、中国の外交方針全体において重要な位置に据えているとのことです。
ベトナム・中国関係を「新たな時代の要求」とそれぞれの国の「新たな発展任務」に適合させるため、トー・ラム書記長・国家主席は、双方が引き続き政治的基盤を強固にすべきだと提案しました。
具体的には、高級代表団による相互訪問を頻繁に行うことや、戦略的共有を強化するとともに、既存の枠組みを十分に活用し、党、政府、国会(全人代)、ベトナム祖国戦線(全国政協)、および各部門・地方レベルのあらゆるチャネルにおいて、より効果的な協力体制の構築を求めています。
今後の協力のあり方については、従来の「規模の拡大」から「質の向上」へ、また単なる貿易拡大から、発展戦略、経済回廊、生産・サプライチェーン、および戦略的インフラのより深い連結へと、大きく転換していく必要があると強調しました。
ベトナム側は中国に対し、鉄道や高速道路の接続プロジェクト、国境貿易インフラの整備を加速させることを期待しています。また、貿易のより均衡で健全かつ持続的な発展を促進し、中国からベトナムへの投資が、ベトナムが優先し、かつ中国が強みを持つ分野に重点的に投入されるよう環境を整えていく方針です。
さらに、科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーション(DX)を、ベトナム・中国関係の「新たな柱」としていくべきだと指摘しました。
トー・ラム書記長・国家主席は、ベトナムは常に中国の安定的かつ高品質な発展を、地域の平和、協力、発展にとって重要な要因であると同時に、ベトナムを含む近隣諸国にとってもチャンスであると認識していると強調しました。また、今回の中国への国賓訪問が、新たな発展の可能性を切り開き、今後両国間の戦略的連結性を一段と高めることに期待を示しました。