2025年11月19日、停戦下のパレスチナ自治区ガザ北部で、瓦礫や損傷した建物の間を歩く住民(写真:REUTERS/Mahmoud Issa) |
パレスチナ自治区ガザでは19日、イスラエル軍が4回の空爆を行い、保健当局によりますと少なくとも25人のパレスチナ人が死亡しました。10月に成立した停戦協定の脆弱さが改めて浮き彫りとなっています。医療関係者によりますと、ガザ市のザイトゥーン地区で10人、市郊外のシェジャイアで2人、残りはガザ南部ハンユニスでの2件の別々の攻撃で死亡したということです。
イスラエル軍は、ハマスの隊員が停戦に違反してイスラエル軍部隊に発砲したことを受け、ガザ全域でハマスを標的にした攻撃を実施したと主張していて、イスラエル軍側に負傷者はいないとみられています。
これに対し、ハマスはイスラエルの攻撃を危険なエスカレーションだと非難し、アメリカに対して「表明した約束を守るとともに、停戦を履行して攻撃を停止するようイスラエルに即座に圧力をかける」よう求めました。
こうした中、匿名で取材に応じたアメリカ当局者は、ハマスが停戦合意を破ろうとしており、非武装化の約束を履行するつもりがないと指摘し、「こうした自暴自棄とも言える戦術は失敗に終わるだろう」との見方を示しました。(ロイター)

