2017年に就役した最新鋭航空母艦「ジェラルド・フォード」は、乗組員5000人以上を擁する世界最大級の航空母艦です。

アメリカ国防総省は、この部隊の到着を確認したと発表し、声明の中で「麻薬密売の阻止や国際犯罪組織の弱体化・解体に貢献する」と説明しました。

フォードの配備は、アメリカ軍の即応態勢を明確に示すものであり、アメリカが保有する11隻の空母という貴重な戦力の中でも、異例の決定とされています。通常、空母の配備計画はかなり前から設定されますが、トランプ政権による先月以降の急な配備発表は異例だと指摘されています。

アメリカ軍はこれまでに、カリブ海および中南米の太平洋沿岸で麻薬密輸に関与しているとみられる船舶に対して少なくとも19回の攻撃を実施し、少なくとも76人が死亡しています。

ベネズエラのマドゥロ大統領は、アメリカの部隊増強について「自らを政権の座から引きずり下ろすための動きだ」と繰り返し反発しています。(ロイター)