コロンビア特別区巡回区控訴裁の判事3人は2対1で、対外援助の支払いを元に戻すようトランプ政権に命じた下級審を誤りだと判断しました。

トランプ氏は1月20日、2期目就任日に全ての対外援助を90日間停止ました。この大統領令に続いて、アメリカの主要な対外援助機関である国際開発局(USAID)解体の動きが活発化しました。

ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領に任命されたカレン・ヘンダーソン判事は、訴えを起こした非営利団体は差し止めを求める要件を満たしていないと指摘しました。大統領による対外援助資金停止に異議を唱えることができるのは政府監査院(GAO)だけだと記しました。

トランプ大統領による対外援助凍結が議会の歳出権を侵害することによって合衆国憲法に違反しているかどうかという問題には触れないとしました。

ヘンダーソン判事の意見には、トランプ氏が任命したグレゴリー・カツァス判事も加わりました。

一方、バイデン前大統領が任命したフローレンス・パン判事は反対意見で、他の判事はトランプ政権が連邦法と憲法に規定された権力分立を無視することを許していると記したということです。(ロイター)