ベトナム文化の発展をテーマとする全国学術シンポジウムが15日、ハノイで開かれました。
ハノイ文化大学が主催したこのシンポジウムは、「新時代におけるベトナム文化の発展」をテーマに掲げ、全国から研究者や文化・芸術行政担当者、文化芸術家など多くの関係者が参加しました。各機関や大学・研究機関から寄せられた162本の論文をもとに活発な意見交換が行われ、三つの重要な認識が共有されました。
国家発展戦略における文化の新たな位置づけへの高い合意、文化と経済・技術・観光・外交などとの連関性の深化、そして決議の理念を制度や政策・資源へと具体的に転換することの必要性、の三点です。
シンポジウムを主催したハノイ文化大学のディン・コン・トゥアン副学長は次のように述べました。
(テープ)
「新時代において速く持続可能な発展を実現するためには、文化を政治・経済・社会と同等の水準に発展させることが不可欠です。文化遺産を発展の資源へと転換し、文化産業と創造経済を推進することで、文化を国家の繁栄と発展のための内発的な力としていかなければなりません。」
なお、ことし1月、ベトナム共産党政治局は文化発展に関する決議第80号を発布しており、文化を国家発展戦略の中心に据えるという新たなビジョンが示されています。今回のシンポジウムはこの決議を受けて開催されたものです。
