イギリスのシャバナ・マフムード内相は14日、政府が違法移民の管理を強化する包括的な改革パッケージを公表すると発表しました。その内容には、違法移民の追放を迅速化するとともに、イギリスが難民申請者らにとって「魅力ある目的地となる要因」を調整する措置が含まれています。内相は、これが「現代における不法移民問題に対処するための過去最も大規模な改革」と位置づけました。
報道によりますと、内務省は入国直後に、被害者として人身売買を受けた可能性のある移民に登録を義務づける案を検討しています。これまでは、強制送還を回避するために直前になって申告を行うケースがありました。
併せて、政府は外国人犯罪者が入国拒否または自動的に送還される対象となる罪名の拡大を検討。また、家族の権利や国外送還時の「非人道的取り扱い」リスクに関する異議申立てを審査する際、裁判所に公益・公共の安全を優先させるよう求める方向です。
来週発表予定の改革案の前段階として、労働党政権が発足して以降、昨年7月から実に4万8千件超の送還を実施しており、これは昨年の総選挙前16か月と比べて23%増となっています。
