大学の講師や学生を前にしたスピーチで、チン首相は、教育・人材育成、科学技術、イノベーション、デジタルトランスフォーメーションの重要性を強調し、「知識はカギであり、技術は各国の明るい未来を開く扉である」と述べました。

ファム・ミン・チン首相、マレーシア国民大学で講演(写真:VOV)

また、グローバル化やデジタルトランスフォーメーション、第4次産業革命の進展を背景に、高度人材の育成がこれまで以上に重要となっており、教育機関は一国のみならず、地域、さらには世界全体の未来を担う人材を育てる中心的な役割を果たすべき時であると強調しました。

チン首相は、ベトナムとマレーシア間における教育・訓練、科学技術、デジタル分野での協力状況を概観した上で、特に大学レベルでの教育協力の強化とその実効性向上の必要性を訴えました。具体的には、AI人工知能、デジタル技術、デジタルトランスフォーメーション、サイバーセキュリティといった中核分野における高度人材の育成、大学・研究機関・企業間の科学研究・イノベーションの連携強化、学生交流や奨学金の提供、教育プログラムの共同開発・品質保証など、多面的な協力の推進を提案しました。

さらに、チン首相は、両国間で新たな経済モデルやAIガバナンスに関する制度構築の知見共有を深めるとともに、ハイテクパーク、イノベーションセンター、スタートアップインキュベーター同士の連携を強化していくことの重要性を強調しました。

チン首相は、マレーシア国民大学がベトナムの有力大学2校との間で協力に向けた意向書を締結したことを高く評価し、今後の実質的な連携拡大への期待を表明しました。