アントニオ・グテーレス国連事務総長(写真:REUTERS/Pierre Albouy) |
国連事務局が、37億ドルの予算を20%削減し、およそ6900人の職員を削減する準備を進めていることが明らかになりました。ロイター通信が内部メモを確認しました。
このメモでは、6月13日までに各部門から削減の詳細を提出するよう求めています。国連は、アメリカの拠出金削減などの影響で財政難に直面しています。
アメリカはトランプ前政権下で対外援助を削減し、国連の人道支援機関に影響を与えているほか、国連への未払い金が15億ドル近くに達しているとされています。
このメモを作成した国連財務官のチャンドラモウリ・ラマナサン氏は、アメリカの未払い金には言及せず、今回の削減は3月から始まった「UN80」と呼ばれる見直しの一環であると説明しています。
そのうえで「国連が21世紀の多国間主義を支え、人々の苦しみを軽減し、より良い生活と未来を築くという目的にかなう存在となるための野心的な取り組みである」として、職員の協力を呼びかけています。
削減は、次の予算サイクルが始まる来年1月1日から実施される予定です。(ロイター)

