この会議は、オーストリア、カザフスタン、スイスの各国代表部の共催により行われ、2026年4月末にアメリカ・ニューヨークで開催予定の第11回NPT運用検討会議に向けた意見交換を目的としています。

会議で、オーストリア駐在ベトナム大使のブー・レ・タイ・ホアン氏は、条約の三本柱である「核軍縮」「核不拡散」「原子力の平和利用」のバランス確保の重要性を強調しました。また、合意形成の原則が会議の正当性と実効性を担保する重要な基盤であると指摘し、各国に対し、柔軟かつ建設的な姿勢で実質的な成果の達成に向けて取り組むよう呼びかけました。

さらに、ホアン大使は、検討プロセスの効果向上や作業方法の改善、そして各国の責任ある履行の強化を提案しました。

特に、第11回NPT運用検討会議の議長国として、ホアン大使は、ベトナムがすべての加盟国と緊密に連携し、包括的かつ透明性の高い協議プロセスを推進する用意があると表明しました。そして、前向きな成果を目指し、国際の平和と安全におけるNPTの役割を一層強化していく考えを示しました。