サウジアラビア西部のイスラム教の聖地、メッカで行われている大巡礼、ハッジは5日、巡礼の中で最も重要とされる日を迎えました。信徒たちは、メッカ近郊のアラファト山に集まり、猛暑の中で祈りをささげました。
現地の報道によりますと、今年の巡礼者はおよそ200万人に達するとみられています。最高気温が40度を超える中、大勢の信徒が山の斜面を埋め尽くしました。
昨年6月のハッジでは、最高気温が51度を超えた影響で、1300人以上が熱中症などで亡くなっています。アラファト山には日よけがなく、当局は今年、午前10時から午後4時までの間は屋内で過ごすよう呼びかけていますが、巡礼者の列は途切れることがありません。
特に昨年の死者の多くが、許可を得ずに巡礼を行っていた人たちだったことを受けて、当局はドローンを使った監視など、安全対策の強化にも取り組んでいます。(時事通信)
